症状と条件
・アクセルが吹けない
・アイドリングは正常
・アクセルワイヤーは切れていない
・キャブのアクセルを直接あおってもまったく吹けない
原因はダイヤフラムを止めている3本のネジのゆるみ。
これ私が所有してから2度目です・・・
同じことになったらこの故障を疑ってください。
前のオーナーもこの修理は何度もしていた模様。サイズの合っていないドライバーで何度も?絞めこんだようでこのネジがだいぶなめてしまっている。
どうやら俺のCD号では結構な頻度で定期的に発生してしまうイベントのようだ。
ここを閉めたら何事もなかったかのように治りました。
このネジを交換したい、また、ネジの適正トルクを知りたい。
時間さえあれば出先でも修復可能。スムーズに復旧するのに必要な工具は以下の通り。
これと軍手があれば慣れていれば10分程度ででキャブを外してダイヤフラムのねじを締めなおして復旧できます。軍手が無いとすぐ直したい場合はエンジンが熱いです。
この工具で非常に大事なことはダイヤフラムを留めている3本のネジにジャストフィットのドライバーであることです。私の場合は画像の一番左のプラスドライバーです。合っていないとすぐにネジをなめることになります。
ダイヤフラムのネジが緩んだ場合、ダイヤフラムの圧が逃げてしまいアクセルは吹かせませんがアイドリングスクリューを目いっぱい締めこんでアイドリングを上げれば時速20㎞程度まではなんとか出すことができます。しかし、どこか安全な場所でさっさと直すほうが良いでしょう。
右の2本はいらないっちゃいらないんですけど、ダイヤフラムの蓋のネジを閉める際は短い方が便利で、右のラチェットになっているプラスはアクセルワイヤーを抜く際にちょっと便利だったので入れたまでです。
修理時間炎天下で20分・・しんど・・・。
余裕が無くて画像はなし。
この故障、わかっていれば簡単に治るけど、急いでいるときには心臓に悪いです。
どの程度の頻度でチェックすればいいのか。。。
コメント
[…] →直近の発生の前回の記事→最初に発生したときに書いた過去記事は2011年。もう9年もこのバイクと共に歩んでいるという事になる。結構びっくりした。 […]