換装したキャブレターと適合したアクセルワイヤー

このたび利用したキャブレターはPZ20タイプのキャブレター。送料込みでなんと1860円ぽっちでした。アクセルワイヤーはキタコのメッシュタイプを利用しました。費用合計5000円程度。装着後に走行した結果、得られる費用対効果には大変満足しています。
ちなみに、今回の交換ではノーマルのアクセルワイヤーは先っぽの形状が異なるので使えません。今回交換したものはキタコのモンキー用の95mmを利用しましたが、ほんの少し長いかな?といった程度で調整幅もほど良く、メッシュで見栄えも良く、スペース的にもおさまり良く、問題ありませんでした。お勧めできる組み合わせと思います。
キャブレター交換後の効果
現時点ではセッティング無しで付けただけの状態でのレビューですが、普通に走れましたし、走行でネガティブに感じたことは正直ありませんでした。はっきりとわかるレベルで低速域はパワフルになりました。また、暖気もほとんど必要ない感じで走り出せます(もちろん暖気はしますけど、以前のようにすぐは走り出せないほどの状態という事は無い感じ。)
全域で息付きなどなく、トルクフルに12345とスムーズに走れました。高回転域に関してはタコメーターが無いのである程度までしか回していません。そもそもあまりそこまで回して走らせることが無い。好奇心が旺盛でもない限りはこれ以上何も触る必要が無いとも言えます。
とにかく明らかに早くなった感があります。低速域のトルクアップ感でストップ&ゴーの多い街乗りがとてもしやすくなりました。回せばビンビン回るし、しばらくはキビキビ走るのもいいかも。回さなくてもトルクが太い分非常に走りやすい。
ちなみに私のスプロケはフロントが17丁、リア42丁となっております。
当初フロント15丁だったと思うのですが、そのままキャブをこれにしたら1速は使わない感じになるかも。
燃費:1回目の給油35km/l 悪化してないと思われます。今後数回データ取りします。
登坂:近所の一番きつい坂を失速せずに上るようになった。
交換作業の注意点
エンジン側は無加工でポン付け可能。
吸気側(エアクリーナー側)は5mmほど細いので一工夫必要になります。

取り付けるキャブの直径は40mm。ノーマルは45mm。

100円ショップの糊付きのゴムシートがあったので切って貼りつけました。
耐久性はまだ不明ですが現状は2次エアーを吸わずに問題なく使えています。
また、チョークワイヤーはノーマルのまま利用できます。
パイロットジェットはとりあえず1回転半にしておきましたがそれで問題なし。
アイドリングスクリューは小ぶりになりましたが新しいだけあって軽く回るので快適です。結構ここ触るので重要。

その他
取り付ける前に中身を確認しておきました。特にジェット類の番号などわかればと思いましたが、番号の打刻はありませんでした。ケイヒンのものが使えると思います。
メインジェット
あとがき
少し走りこんでからここはもう少し加筆する予定です。
近所のダムくらいまで登ってみようかな。
なかなかじっくり休めない今日この頃なのですが、動画なども撮りつつどこかへ出かけたい。
長期的には問題が発生する可能性もありますが、今回の交換は非常に有意義だったと思います。これと同じ交換をしたCDオーナーは似たような感想を得るのではないかと思います。
事実上廃番となったダイヤフラムの不安(ASSY12000円ほど出せば買えるが・・・)、現状のキャブの不調、暖気がめんどくさい。そもそも遅すぎる。などなどの不満がある方は少し大きなキャブに交換してしまうのもありなんじゃないかと思います。
キャブの交換は初めてでしたが、実際にやってみると思ったより簡単でした。
得られる効果の大きさからすると今まで着手しなかったことを少し後悔しております。
やったことが無いと、細々ちょっとしたことがわからないんですよね。私の場合はワイヤーの形状とか、実際に干渉せずに付くかとか長さが合うかとか、口径が違う隙間がうまく埋まるんだろうかとかその辺は正直不安もありつつの交換でした。
専用工具もいらないしお金もさほどかかりませんしCD125Tのオーナーさんは興味があれば是非これはやってみていただきたいです。
キャブの値段についてですが、現状は安すぎると思うので、ある程度評価が付いたら値上げするんではないかと予想されます。安いうちに買っておくほうがよろしいかと思います。
今後落ち着いたらセッティング遊びもやってみようと思います。
ほんとバイクは楽しいですね。
コメント
[…] ※後日ダイヤフラム破損→キャブレター交換しました。利用した激安中華キャブおよびアクセルワイヤー等記載あります。→ 交換の記事詳細はこちら […]