
■ホビオプロ号の現状
私のホビオプロは初年度登録 平成29年で約10年経過。走行距離10万kmとちょっと。
いよいよほったらかしが通用しなくなってきた。
とりあえず劣化の著しい足まわりのゴム類を少しずつ交換していきます。
現在特に気になる異常はフロント下部からコトコト音。
曲がる際も硬いというか段差を全てダイレクトに受けている感じ。
運転していてとても疲れる。
タイヤハウス内を短時間ですが撮影してみた。
このアングルに強力マグネット雲台が初の活躍。
動画内では右方向から聞こえるギシギシ音とブレーキパッドの音がやばい。
車内ではコトコトがよく聞こえるのですが、タイヤハウス内を直接聞くと随分違った感じですね。
過去の交換作業の記憶を今回に役立てる。
この交換は前回は先代アクティで経験あり。
とりあえずコトコト音は過去の経験からスタビライザーリンクで間違いない。
アクティの時はその段階を超えてパキパキといった感じの音になってから交換した。
動画では他の異音も混じっているがまずはスタビリンクから。
スタビのブッシュの音は動画でもあまり感じなかったが触った感じは硬化しつつある印象。
当時のアクティバンでの交換は工具が足りず相当かったるい作業だった。
適切な道具なしには絶対にお勧めしない。だるすぎます。
ナット4本を緩めるだけなのだがそのナットは硬い緩み止ナット。
手持ちの工具が限られていたらナットを回転する角度がわずかしか確保できなかったりして
途方もなくだるい緩め作業。
では何があれば良いか?
緩める際はインパクトレンチこそが必要。
これさえあればほぼ楽勝。
あとはインパクトがナットにアクセスできるディープソケットやエクステンションやユニバーサルソケットなど。これくらいあれば緩めるのは簡単な作業になるでしょう。
これほど購入して後悔の無い工具はない。インパクトは時間の節約と体力の温存。
整備に出す工賃を考えたらあっという間にペイします。
また、他の作業でも広がりがすごい。DIY整備ライフの分岐点になる工具だと思います。
スタビリンクの交換は手作業だったら二度とやりたくない。
推奨できない。
以下のは私のインパクト。ホイールナットももちろん緩む。タイヤ交換もめちゃ楽。
このインパクトはハブボルトを緩めていた動画を見て即買いました。
今は値段が少々上がってしまいましたね。。。。
それでも買っても良いと思います。
力の弱い可能性のある物を恐る恐る買うよりも全然良い。
私はたまに使う程度なのでこれが理想。
ネガティブ面は重い事。たまにしか使わないなら我慢できる。
インパクトが目的のナットにアクセスできれば勝ったも同然。
今回必要だったのはサイズ14のディープソケットとエクステンション。
あとスタビライザーリンクの回り止めにバイスプライヤー
※緩める時にロックして回り止めに使用。
※メガネで緩めるなら六角レンチで回り止め
組み付け時はバイスプライヤーはゴムを傷めるので使えない。
緩み防止のナットを締め付けるのですがトルクレンチも欲しい。、
だが私はここは手ルクレンチになってます。
トルクは2か所とも29N・mらしいです(ネットで開いた情報なので)。
締めつけが緩いとコトコトパキパキと音が出ます。
※ちなみにナットは一発勝負のタイプなので増し締めはともかく緩めてはたぶんダメだと思う。
同時に交換しても良いゴム類
以前のアクティバンは高速道路で多用していたせいかなんと37万キロまで異音なし。
現役のホビオプロはフーデリの配達で急激に消耗した感じ。
住宅街を細かく走るとこんなものなのだろう。
ちゃんとやるならメガネタイプのトルクレンチかトルクレンチ+トルクアダプター(要トルク計算)
今回のスタビリンクは純正品ではなく2つで3000円ほどのものを購入。
純正の半額以下だったと思うが耐久性は良くない可能性が高い。
でも簡単に交換できるノウハウを習得すれば安いものでも良いと言えよう。
ちなみに以前のアクティでは似たようなものを購入して10万キロは問題がなかった。
交換後の感想
交換後300kmほど走行したが、車が新しくなったような感じである。
全然体の疲れが違う。交差点で曲がるのが気持ち良い。
減速時も全然違う。
轍や段差もアタリが柔らかい。
次はスタビのブッシュを交換予定。
こちらはジャッキアップしないでも交換できそう。
最近は作業を小分けにして短時間で集中してやるのが好きです。疲れない。これ大事。
長期レビューは10万キロ後になります。多分やると思います。

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